車いすなどの体験を通してバリアフリーの大切さを学ぶ教室が、山梨県北杜市の小学校で開かれました。

この教室は山梨運輸支局が開いたもので、27日は北杜市の武川小学校の4年生13人が参加しました。

子どもたちは2人1組で車いすの操作や介助を行い、ユニバーサルデザインタクシーと呼ばれる、車いすのまま乗れるタクシーの乗り降りを体験しました。

また目隠しをして目の不自由な人が持つ白い杖、白杖を使って歩き、少しの距離でも移動することの大変さや点字ブロックの必要性を体験から学んでいました。

児童たちは:
「点字ブロックってそのためにあったんだと思った」
「小さい段差でもドキドキして不安になった。助けてくれる人がいると違いがあると思った」

山梨運輸支局は、2023年度中にほかに7つの小学校でもバリアフリー教室を開く予定で、多様な人々が支え合う心のバリアフリーを学んでほしいとしています。