マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」で山梨県内17の医療機関で保険者の情報が正しく反映されないなどトラブルが起きていたことが分かりました。

マイナ保険証のトラブルは医師や歯科医師らでつくる県保険医協会が5月25日から6月12日に実施した調査で分かったものです。

それによりますと回答を寄せた51の医療機関のうち17の医療機関でトラブルがあったということです。

最も多かったのは読み方や番地の表記など保険者情報が正しく反映されず「無効・該当資格なし」と表示されてしまうで14件でした。

また、カードリーダーの不具合で読み取りができなかったケースが8件でした。


今の健康保険証は2024年秋に廃止され「マイナ保険証」に一本化されますが、調査を実施した協会は「患者、医療現場 双方が被害を受けている」と指摘しています。







