甲府市は岡島跡地の再開発事業に対し、8億円近い補助金を出すことを決め、補正予算案に盛り込む方針です。
再開発の費用は325億円になる見通しで、市は総額で14億円の補助を見込んでいます。

百貨店の岡島があったビルは2023年8月にも解体工事が始まり、商業施設とマンションの複合施設が建設される予定です。

商業棟は地下1、2階が駐車場、地上1階から4階までが商業フロアで、当初の予定から売場面積が約3倍に拡大しています。

住居棟は、430戸が入る28階建てマンションとなる予定で、2028年秋の完成を目指しています。

甲府市 樋口雄一市長:
岡島跡地の再開発の支援に取り組んでまいります。

甲府市の樋口市長は5日、再開発を支援するため、6月議会に提出する予算案の中に補助金を盛り込むことを明らかにしました。

建物の解体や設計などの費用が補助の対象で、今回計上した費用は7億7800万円です。

市によりますと総事業費は325億円に上る見通しで、このうち補助の対象は56億円となります。

このうち半分の28億円を国が負担し、残り半分を県と市で折半する場合、市の補助額は、総額で14億円になる見込みとしています。


樋口市長:
未来に向けて甲府市が中心部分が楽しみや安全安心を享受できるものを作っていくと判断し、支援をしよう。

中心街の再開発を巡っては、市はココリに9億3000万円、旧トポスの跡地デュオヒルズ甲府に2億5000万円を補助しています。







