山梨県北杜市白州町に、国内では珍しい動物の絵専門の美術館があります。
動物を愛し、その生きる姿を精細に描いた動物画家の企画展が開かれています。

北杜市白州町の薮内正幸美術館です。

国内ではきわめて珍しい動物の絵画専用の美術館で、動物画家の故・薮内正幸さんが残した1万点以上の作品が所蔵されています。

今は2023年前期の企画展として、ねずみをとらえたフクロウやウサギを狙うキツネなど 動物界の弱肉強食をテーマにした約70点が展示されています。

作品は動物の足の筋肉や獲物を咥えて運ぶ表情、それに毛の一本いっぽんが緻密に描かれ、自然界の厳しさとともに必死に生き抜く動物の気高さも感じ取ることができます。

薮内正幸美術館 薮内竜太 館長:
自然の中で生きるのは非常に厳しいということを含め、生き物すべてを見てもらえればと思います。

この展示会は7月18日まで開催されています。