富士急行グループの今年3月までの1年間の決算が発表され、観光需要の回復などから最終的な利益は前の期の6倍以上となる23億1800万円になりました。

富士急行の2023年3月期の決算は、グループ全体の売り上げに当たる営業収益は429億2400万円で、本業の利益を示す営業利益は42億4300万円と前の期のおよそ5.6倍になりました。

部門別では、遊園地など主力のレジャー・サービスが前の期より20%増加の218億8800万円、鉄道やバスの運輸が29.9%増加の137億6400万円と大幅に増加しました。

要因に旅行需要の回復や地域イベントの再開などがあり、グループ全体の最終利益は前の期の6倍以上となる23億1800万円となりました。

また、来年3月までの今期の業績予想は観光需要のさらなる回復から31億7000万円の最終利益を見込んでいます。