木を彫って本物の野鳥そっくりに作り上げる彫刻、バードカービングの作品展が甲府市で始まりました。

バードカービングとは、一つの木を彫って色を塗り野鳥を表現するもので、アメリカが発祥の地とされています。

甲府市立図書館で始まった今回の展示会では、リアルバードカービングと呼ばれる実寸大の野鳥の彫刻など、約100点の作品が並びました。

作品を手掛けたのは「甲斐バードカービングクラブ」に所属する会員ら24人で、シジュウカラやウグイス、スズガモなど多種多様な鳥の彫刻は、羽根や足の先まで繊細な出来栄えです。

展示作品を制作した 橋本秀登さん:
羽毛の柔らかさをどう表現できるか、どう表現するか、これが一番気をつけるところ。興味を持ってもらえれば、まだまだ日本でも広まると思う。

この作品展は、甲府市立図書館で5月14日まで開かれています。