富士山の噴火に備え、山梨県は富士河口湖町に教育関連施設がある東京・世田谷区と協定を結び、この施設を現地対策拠点に活用することになりました。

県は28日、東京都内で世田谷区と協定を締結し、世田谷区が富士河口湖町に保有する林間学園を 富士山噴火のおそれがある際、現地対策拠点として活用することにしました。
この施設は敷地が約1万9000㎡で、体育館なども整備されています。
県は富士山全体が見渡せ、間に河口湖があることで溶岩流の影響を受けにくいことや、甲府方面からのアクセスの良さなどから選んだとしています。
長崎知事:
この協定の締結によりまして、噴火時の円滑な避難オペレーションが継続的に実施できるようになります。
県は2023年度からこの施設で訓練などを行って、富士山の噴火に備えます。
なお噴火に対する現地対策拠点の候補地は、富士吉田市にある県の合同庁舎に次いで2か所目です。







