レイクトラウトという生態系への影響が懸念される大型の外来魚が本栖湖で繁殖しているおそれがあり、山梨県は捕獲調査の様子を公開しました。
本栖湖では2022年11月、国内では栃木県の中禅寺湖だけに生息するレイクトラウトが初めて確認されました。
レイクトラウトは生息する魚を捕食し生態系への影響が懸念される大型の外来魚です。県はこれまでに本栖湖で捕獲と調査を行っていて、3月24日その様子が公開されました。
県水産技術センターの職員:
これもレイクトラウトですね。

調査では湖10か所に設置した網を職員が引き上げ、25cmから70cmの9匹のレイクトラウトを捕獲しました。
個体ごとに体長が異なることから県は本栖湖で繁殖が進んでいる可能性があると指摘します。
県水産技術センター 近藤隆所長:
結構な量がいることが想像される。山梨県内にレイクトラウト広げないため、ここで食い止めるように効率的に駆除できるように対策をとっていく。
県は今後も調査と駆除を続けます。なおレイクトラウトの放流や釣ったものを生きたまま持ち出すことは法律で禁止されています。







