小学生から高校生までを対象にした山梨県の体力テストの結果、半数の学年で過去10年間で最も低くなったことがわかりました。
コロナ禍で運動機会が減ったのが要因とみられています。

県の体力テストは県内公立の小学校から定時制を含む高校まで、あわせて16学年6万8077人を対象に行われました。

今年度の結果「50メートル走」や「握力」など全8種目の合計が男子は8つの学年、女子は7つの学年で過去10年間で最も低くなり、中学生は全ての学年で最低値でした。

種目別にみると「シャトルラン」や「上体起こし」「ボール投げ」が低い結果となった学年が多く、持久力や筋力の低下が課題となっています。

この結果を受け県教育委員会は「コロナ禍により運動機会が減少した事が背景にある」と分析しています。







