山梨県市川三郷町の寺で「時の鐘」として親しまれてきた鐘が老朽化により302年ぶりに取り替えられました。

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宝寿院 廣瀬義仙住職:
新しい人生が始まったかという気持ちがあるが、非常に寂しくて涙がでる。

市川三郷町にある宝寿院の住職、廣瀬義仙さんが見守っているのは…

地域の人々に時を知らせ続けてきた鐘、梵鐘の取り替え作業です。

老朽化に伴うもので取り替えは実に302年ぶり。

13日は高さ138cm、重さおよそ520kgの青銅で作られた新しい鐘が職人の作業で取り付けられました。

住職が鐘をつくと…

廣瀬住職:
最高ですね。諸行無常の響きありとはそういうこと。先祖様のことを思ってくれれば嬉しい。

真新しい宝寿院の鐘。

これからも1日5回、鐘の音を響かせて地域を見守り続けます。