甲府市教育委員会は市内の市立小学校1校で、保管していた児童の「家庭環境調査票」1クラス21人分を紛失したと明らかにしました。
調査票は2022年4月に保護者から提出されたもので児童の名前、生年月日、家族構成や住所、通学路などが書かれていました。
市の教育委員会によりますと紛失した調査票はクラスごとにファイルに入れたもので、小学校の職員室の鍵のかかるロッカーに保管されていました。
しかし、2月14日に職員が新年度の名簿を作成しようとした際、なくなっていることに気付いたということです。
2月3日にはファイルを確認していたため、10日ほどの間に何らかの原因で紛失し見つかっていないということです。
学校は9日に保護者に説明と謝罪をしました。今のところ個人情報の流出は確認されていないということです。
甲府市の數野保秋教育長は「多大なご迷惑や心配をおかけし申し訳ありません。再発防止に向け指導を徹底してまいります」とコメントしています。







