山梨県内は10日朝早くから広い範囲で雪となり、山地を中心に夜遅くまで降り続く見込みで、交通障害などに警戒が必要です。

浅川博仁記者:
朝から降り続いている雪の影響で、既にひざ下まで積もっていて富士川の対岸は全く見えません。

発達する低気圧の影響で県内は10日朝早くから雪が降り始め、時間を追うごとに勢いを増しています。

現在、県内全域に大雪警報となだれ・着雪注意報が出ています。

記者:
何時ぐらいから雪かきしてますか?
地域の人:
7時半からです。

記者:
今何回目ですか?
地域の人:
3回目。

地域の人:
ちびちび降ってくれればいいのだが、一度に降られると大変。

午後4時現在、積雪は甲府で20cm、河口湖で24cm、山中湖は33cmなどとなっています。
中・西部の山地や東部・富士五湖地域を中心に今夜遅くにかけて雪が降り続く見込みです。

11日、正午までに降る雪の量は、いずれも多いところで中北や峡東の山地、峡南、東部・富士五湖で20cm、盆地で10cmと予想されています。

学生:
今から大学受験を控えているが雪が心配、渋滞の状況も心配で少し早めに来た。

地域の人:
夜が怖いですね、電車の中で止められるのが困る。

気象台は路面の凍結による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、カーポートや農業用ハウスの倒壊に注意を呼びかけています。