道路などのインフラについてドローンを使った最新の点検方法の講習会が26日、大月市で開かれました。

これは国や自治体などで作る県道路メンテナンス会議が開いたもので、高さが最大で6・5メートルある大月大橋の内部をドローンで撮影するデモンストレーションを行いました。

中央道・笹子トンネルの天井板崩落事故をきっかけに自治体には橋やトンネルについて5年に1度、間近での点検が義務付けられています。点検は通常足場を組んだりはしごを使ったりして人が目視などで行いますが、十分な技術を持った人の確保や作業日数などが課題とされています。

また橋の内部はスペースが狭いため、大きな資機材を使うことが難しく、ドローンで撮影した映像を点検に生かすケースが増えているということです。