厳しい寒さで、山梨県内では水道管の凍結が相次ぎました。
修理の依頼に追われる業者に密着しました。

山梨県富士吉田市にあるスマイル設備。

富士吉田市では凍結などの急な水道トラブルについて、市内の業者が当番制で対応していて、1月25日は当番の日です。
まず向かったのは市内にある福祉施設。

業者の人:
2階は出て、1階のお湯の系統が出ていないんですけど、配管の系統を調べて最短距離で出ないところをとかせば出るようになります。
1階にある風呂場や台所の水道が凍結し、水が出なくなっていました。

専用の機材を使い、約1時間で水が出るように。

富士吉田市には25日、こうした問い合わせが約60件寄せられ、修理業者は作業に追われる異例の事態となっていました。

弦間大記者:
午前中の時点でいつもの何倍ですか?
スマイル設備 石川和城社長:
10倍以上ですかね。
続いて向かったのは高齢の女性の住宅。

女性:
流したんですけどなかなか出なくて。
業者の人:
ここが凍っているということですか?
女性:
そうですそうです。
風呂場の水道が凍結して水が出なくなり、修理を依頼したということです。

女性:
風呂場の室温を見たら0度だったんですよ。0度ならいつもは凍らないんですけど、慌てて水を出したりして、きのうのうちにお湯を沸かしておいたので、生ぬるいお湯をかけたりしたんですけど、ダメ全然。

10分ほどで水が出るようになりました。

業者の人:
きょうは昼間でも凍っちゃうくらい寒いんで。
女性:
水を出しとかなきゃダメですよね。

女性:
ありがとうございました。初めてですこんなことは。
修理会社の社長は水道管の凍結防止のために、夜間に水を少し出してほしいと呼びかけています。

スマイル設備 石川和城社長:
子指1本分くらい出しておけば、防げると思います。

25日夜も対策が必要です。







