高校生の視点に期待です。地域の課題解決に向けて高校生が防災や観光など今年度研究した成果を発表しました。

山梨県富士吉田市の吉田高校では地域の課題解決について考える「富士山学」を取り入れていて1月18日は1、2年生が研究成果を発表しました。


このうち、防災のグループは観光客に着目。富士山噴火は局地的な被害のため危機感が低く、周知の必要があるとした一方で負のイメージをもたれる恐れもあると発表しました。


防災のグループ生徒:
一番課題になるのは負のイメージだと思う。噴火しましたと聞くと観光地は絶大な損害を受ける。


そのうえで観光と防災の両立が必要として、魅力とともに噴火の危険性などをSNSを通じて広く発信することが大切と話しました。


また、国際について研究したグループは外国人観光客に対して郡内織物や吉田のうどんなど知られていない地域の魅力もPRしていく必要があると訴えていました。


国際について研究したグループ生徒:
地元の人でも僕も知らなかったようなマイナーな観光地を調べることができて、新たに地元の魅力を再発見できたんじゃないか。