山梨県内の感染者は正月休み明けの1月4日から急激に増加しています。
連休明けの10日は発熱外来に患者が殺到し医療現場には診療の予約を断らざるを得ないケースも出ています。
雨宮希成記者:
発熱外来を受け入れる診療所には多くの患者が訪れています。対応する医師がそれぞれの車に行き次々と検査しています。

甲斐市長塚の大沢医院です。

1日に30人から50人の発熱外来の予約を受け付けていますが、新型コロナの感染拡大で10日は診療開始からわずか1時間半で予約は終了しました。

医療スタッフ:
発熱外来の予約が午後までいっぱい。

発熱外来は通常の診療の合間に行っているため、発熱診療の申し出を断ざるを得ないケースもあるということです。

大沢医院 大澤秀樹院長:
いつも来ている患者やコロナ以外で具合が悪い人も診るので厳しい。

一人でも多くの患者を検査できるようスタッフ総出での対応が続きます。


大沢医院 大澤秀樹院長:
大きな病院が他の患者の対応で大変なことになるので、まずは開業医の私たちが第一線に立って発熱外来に当たることが医療崩壊を防ぐ第一歩。
これまでにない規模の感染拡大の波が医療現場を襲っています。







