火の見やぐらに登った消防団員が放水を浴び続ける恒例の水かけ出初式が山梨市で行われました。
大塚郁弥記者:
気温2.3℃の厳しい寒さの中、水を浴び続けています。
放水で水かけられている消防団員:
わっしょい!わっしょい!
山梨市の一町田中地区の水かけ出初式。
かつて水害に悩まされてきたこの地域で水への恐怖心を取り払おうと大正時代から続いている伝統行事です。
5日は地元消防団の幹部4人が高さ 約20mの火の見やぐらにのぼり、放水を浴びました。
厳しい寒さの中、団員たちは約20分間の水の洗礼に耐えきりました。
幹部消防団員:
早く帰ってあったかいお風呂に入りたいと思います。無事に災害のない年になることを願っています。
見物に訪れた人たちは団員たちに盛んな拍手を送っていました。