多くの官公庁でも1月4日が仕事始めで山梨県庁では長崎知事が干支にかけて、うさぎのように飛躍の年にしたいと幹部職員に訓示しました。


4日は各部局長などを集めた2023年の初めての庁議が行われ、長崎知事は年頭のあいさつで今年を「山梨の発展・飛躍の加速の年にするべく全力を尽くす」と述べました。

また、県民の豊かさの実現のため責任感あふれる姿勢への転換を進めてほしいと呼びかけました。


その後、知事会見が行われ長崎知事は少人数学級について公立の小学3年生で この4月から、小学4年生にも2024年度から25人学級を導入することを明らかにしました。


すでに1、2年生には25人学級が導入されていて検討委員会は小学3年生以降の少人数教育について、25人と30人のいずれも効果があるものの、25人学級の推進が望まれるという方向性を報告していました。


長崎知事:
子ども一人ひとりに先生の目が届きやすい、先生の負担が減り子どもに接する時間が確保できる。少人数教育、特に25人学級の効果に対する確信と期待は大きい。


一方、課題は人件費の「財源」で、県は年間最大で9億4000万円と試算しています。

これについて長崎知事は基金の取り崩しや県有資産の高度活用などで継続的に財源を確保できるという見通しを示しました。