児童虐待の相談が2021年度、過去最多を更新しました。

こうした中、児童相談所や山梨県警などが現場対応について確認する研修会を行いました。


児童相談所​ 職員:
すみません。お話を伺いたくて来ました。

玄関で声をかける児童相談所の職員。

そして・・・。


児童相談所​ 職員:
許可を持っている職員です。入らせていただきます。

許可状を手に家の中へ入ります。


これは児童虐待のおそれがある現場で、子どもの安全確保を適切に行うための研修会で、児童相談所や県警などから46人が参加しました。


研修会では職員らが子どもの安否を確認したあと、保護するまでの流れをシミュレーションしました。


中央児童相談所 玄間正彦所長:
(虐待が)起きた場合は速やかに対応して、(児童の心の)傷口が大きくならないようしたい。


県内では子どもに対する虐待の相談件数が年々増加していて、2021年度は2259件と過去最多を更新しています。