税金を横領した罪で起訴された甲府税務署の元職員が、オンラインカジノで賭けを繰り返していたとして常習賭博などの疑いで追送検されました。

甲府税務署の元職員石井克樹被告(26)は税金の滞納分として複数の人から徴収した約360万円を横領した罪などで起訴されています。

石井被告はこれまでの調べに対し「オンラインカジノで借金があった」などと供述していました。

その後の調べで警察は、石井被告が今年2月から5月にかけてスマートフォンで海外のオンラインカジノに接続し「バカラ」という賭博を繰り返していたことを突き止め、常習賭博の疑いで追送検しました。

このほか税金の滞納分として4人から徴収した現金約75万円を着服したとして業務上横領などの疑いでも追送検しました。