新山梨環状道路で事業化されていない北部区間について、山梨県の長崎知事と樋口甲府市長が国に早期整備を要望しました。
新山梨環状道路は、甲府市と周辺を取り囲むように整備される全長およそ43kmの道路で、東部区間は県、北部区間は国が整備することになっています。

北部区間は大部分がトンネルで、多額の費用がかかることから、一部を除いて事業化されておらず、長崎知事と甲府市の樋口市長は29日に国土交通省を訪れ、早期整備を要望しました。


山梨県 長崎知事:
甲府盆地全域を回る環状道路の整備は、抜本的に山梨県の経済基盤の強化に資する。県民経済、県民生活にとって大きなプラスになる。


要望では北部区間を有料道路にし、料金収入を維持管理費に充てることなどを提案し、国交省から「財源の問題で大きな決断をしてくれた。事業化に向け検討を進めたい」と回答があったということです。







