山梨県甲斐市特産のブランドサトイモ「やはたいも」の歴史や課題について、高校生がベテラン農家に学びました。
この学習会は、県立農林高校の授業の一環として行われたもので、甲斐市に住むやはたいも農家の坂本文尚さんが講師を務めました。
やはたいもは、甲斐市西八幡地区周辺で生産されるサトイモで、粘り気の強さや口どけの良さなどが特徴です。
坂本さんは、やはたいもの品質が高い理由について「産地周辺の土壌の良さに加え、これまでの農家が栽培法に工夫を重ねて普及させたことも大きい」などと説明しました。
一方で課題として、「認知度は高まっても高齢化の影響で年々、出荷量が減っている」として「地域の味を守るためにも、担い手確保が重要だ」と話していました。