甲府駅前には記念碑のほか、当時の切符のレプリカと御朱印風の「鉄印」の自動販売機が設置され、思い出を語り継いでいます。

雨宮社長:
「郷土の歴史として、しっかり覚えてほしいという思いで皆さんに知らせている」

ボロ電に代わって甲府盆地の公共交通の主役となったのが「バス」です。

高度経済成長でレジャーが盛り上がり、貸し切りバスなどが人気を集め、中央道の開通で高速バスが発展します。

一方で、路線バスは…

雨宮社長:
「この車両(1980年製)は通常の車両より小ぶりにできている。バスの利用人員がだんだん減っていて、少しでも経費節減するためにこういう車両を採用した」