サッカー天皇杯でチームを初の日本一に導いたヴァンフォーレ甲府の吉田達磨監督が今シーズン限りで退任することになりました。
リーグ戦の低迷を重く受け止めたことが退任の理由です。
吉田達磨監督は今シーズン、4年ぶりにヴァンフォーレ甲府の監督に復帰しました。
今年の天皇杯ではJ1の強豪を次々と破り、16日の決勝ではサンフレッチェ広島をPK戦で下し、チームを初の日本一に導きました。

しかしリーグ戦はここ11戦勝ち星がなく現在7連敗中で、チームは2試合を残し18位に低迷しています。

クラブ側は天皇杯の手腕を評価する一方、リーグ戦の結果を重く受け止め18日、吉田監督の今シーズン限りでの退任を発表しました。

県民は:
天皇杯優勝したけど達磨さんがいなくなって寂しい。

県民は:
ショック...聞いただけで涙が出ちゃう。もちろんいてほしい。みんなが望んでいるんじゃない?

県民は:
これからじゃないですか 頑張ってほしかったけど。ここまでしてくれたので、今後期待して また戻ってきてくれたり、良いものを持ってきてくれたら甲府は幸せになれる。

県民は:
(優勝に)導いて辞めるのは偉大なことだし、かっこいい。

吉田監督は17日の取材でリーグ戦の低迷について、次のように話していました。

吉田監督:
点を取られてしまうところで、なかなか特にセンターバックのところが定まってこなかったというのがパワーがどうしても出せなかったというのはあります。


退任の発表後、吉田監督は「残り2試合、チームは全力で走ります。そして来年からはどこにいても いつも応援しています。」とコメントしています。
なお後任の監督についてクラブは調整中としています。







