29日夜、甲府市の路上で刃物を振り回す男を現行犯逮捕したあと、警察官が拳銃をしまう際に誤って発砲し、自身の左手を負傷しました。
重傷とみられています。

29日午後9時前、甲府市国母1丁目の路上で「男が包丁を出して暴れている」と110番通報があり、警察官6人が現場に駆け付けました。
男が包丁を振り回したことから警察官4人が拳銃を構え「包丁を捨てろ、撃つぞ」と予告。
男は刃物を地面に置いて取り押さえられ、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。
その後、南甲府警察署地域課の48歳の女性巡査部長が拳銃をホルスターに収納するまでの間に誤って発砲し、左手を負傷しました。
女性巡査部長は病院に運ばれ重傷とみられています。
近隣住民:
「バン!というテレビで聞くような音がした」
この拳銃の発砲による別のけが人はいないということです。
県警は拳銃の誤射について「原因を究明し、再発防止に向けた指導を徹底する」としています。







