明治天皇から山梨県に譲渡された恩賜林の御下賜113年を記念する式典が、甲府市で行われました。

恩賜林は、1911年の3月11日に明治天皇が水害の復興に役立てるようにと皇室が所有していた森林約16万4000haを山梨県に下賜、つまり譲渡されたもので、今年で113周年となります。

11日は、甲府の舞鶴城公園にある謝恩碑の前で記念式典が行われました。

式典には県や恩賜林保護組合などから関係者約60人が出席し、明治政府からの御沙汰書が奉読されました。

式典で長崎知事は、恩賜林を含めた県有林の活用について「質の高い利活用を進め、地域ブランド力の向上と県収入のさらなる増加を図って参ります」と挨拶しました。







