今年、県内で発生した特殊詐欺被害は先月末現在で42件、被害総額は7800万円余りと深刻な状況が続いています。
こうした中きょう、AKB48のメンバーが県内の高校を訪れ、特殊詐欺防止とあることを呼びかけました。
山形商業高校を訪れたのは、アイドルグループ「AKB48」の向井地美音さんと佐藤綺星さん。「ストップ・オレオレ詐欺47」のメンバーとして、全国を巡回して特殊詐欺被害防止などを呼びかけています。向井地さんは高校生を前に、「特殊詐欺被害は他人ごとではなく、おじいさんやおばあさんなど自分の家族が被害に遭う可能性がすごく高いことを知ってほしい」と訴えました。これに対し、生徒からも意見が出されました。
生徒は「家族と日ごろから確認し合うこととか、怪しいことをすぐ信じないこと」
そして、2人が特に強調したのが、特殊詐欺の「出し子」や「受け子」など、若者が高額報酬につられて犯罪に手を染めてしまう「闇バイト」の危険性でした。
AKB48向井地美音さん「最後に待ち構えているのは重い刑罰だけになってしまうので、甘い話には絶対に乗らないようにしてほしい」
AKB48佐藤綺星さん「怪しいと思ったら、1回だけなら大丈夫などと一人で判断せず、家族や警察に相談してほしい」
生徒からも・・・
生徒は「楽に稼げる方法があったら、まずは疑うことが大事」
AKBメンバーとの交流を通して、高校生たちは特殊詐欺や闇バイトの実態、危険性をあらためて認識したようでした。







