山形県最上町では、町の特産品・アスパラガスが旬を迎えています。今年は、心配されたひょう被害も大きくなく、いい出来に育っているようです。太くて長い、立派なアスパラガス。いよいよ旬を迎えました。

県内有数のアスパラガスの産地最上町では、10日、今シーズンの作業の安全を願う祈願祭と初出荷式が開かれました。
今年は、3年ぶりに地元の子どもたちも参加し、アスパラガスがプレゼントされました。

「アスパラガスいっぱい食べて、大きく元気に育ってください」
「ありがとうございます」

最上町では、去年、ひょうの影響で3000万円の被害が出ましたが、今年は大きな被害はなく、品質の良いアスパラガスが育ったということです。
10日はおよそ2トンのアスパラガスが、主に関東方面に向けて出発していきました。
もがみアスパラガス生産協議会・菅正一会長「天候に恵まれ、大変柔らかくおいしく育っています。太いものはまず茹でて、マヨネーズで食べてもらえればおいしいかなと、細いものは、さっと茹でて漬物等みたいに味付け醤油で2〜3時間漬けて食べてもらえればおいしいかと思います」
JAおいしいもがみによりますと、出荷作業は9月末までで、今年はおよそ526トンの出荷を見込んでいるということです。
最上町のアスパラは、JAで予約購入できるということです。