■3本の「柱」

農林水産省ではクマ被害に対応するため、対策の3本柱の獲る・守る・寄せ付けないを推進していくとしました。

守る対策としては、農地周辺の侵入防止柵の設置をあげ、クマが電気柵の下を掘り起こすことがあることから電気柵を2重に設置する対策をするとしました。

また、寄せ付けない対策としては人里の境の藪などを刈り払うことに加え、山際に強固な侵入防止柵を設置するということです。

関係閣僚会議ではクマの駆除の人材確保など緊急的な対応や狩猟免許をもつ自治体職員の支援などを行う短期的な取り組み。クマの個体数の削減など中期的な取り組みなど、期間ごと3段階に分けたクマ被害の対策パッケージを取りまとめています。