農家などからなる団体と県との意見交換会が開かれ、県が来年度産の主食米の
「生産の目安」について、来月1日の会議にて決める方針を示しました。

これは、きょう開かれた主に米農家などからなる団体と県の農林水産部との意見交換会の中で県が示したものです。

米の生産については、鈴木憲和農林水産大臣が、「需要に応じた生産」をする方向性を示しています。しかし、具体的な数値は決まっていません。

これをうけ、きょう生産者の団体からは来年度産の米の生産準備のため「早期に生産の目安を決めてほしい」との意見が出されました。

この意見にこたえる形で県は、来月1日に予定されている県農業再生協議会の臨時総会で県としての生産の目安を決定し、各市町村に伝えるとしました。

県地域営農法人協議会 今田政男 会長「価格が安定すれば我々も生産意欲に繋がるし計画も立てやすい」

このほか意見交換会では、生産者から人材の確保や育成、そして、水路整備や農業機械のメンテナンスなどに対し県の支援を求める意見が出されていました。