受刑者が刑務作業で作った製品を展示・販売するやまがた矯正展がきょう、山形刑務所で行われました。
これは、刑務所や、受刑者が行う刑務作業への理解を深めてもらおうと開かれたもので、きょうは山形刑務所を中心に全国の受刑者らが作った日用品や家具など、およそ250種類が展示・販売されました。

また山形市出身の俳優・橋本マナミさんが一日所長に任命され、来場者と一緒に、普段見る事の出来ない刑務所内を視察しました。
橋本マナミさん「すばらしい、全部がプロ級なんですよ」

橋本マナミさん「刑務所施設を見ることによって、犯罪や交通事故について考えるきっかけになると思う。なかなか入れない場所だと思うので」

山形刑務所 土屋文男 所長「(近年の刑務作業は)チーム参加型作業ということで、より社会的な作業に近いものに変化してきている。イベントを通して知ってもらえれば」

訪れた人たちは、受刑者が作った質の高い製品に感心している様子でした。