妖怪の面白さを知ってもらおうと、山形市の山寺芭蕉記念館で今、「妖怪博覧会」が開かれています。怖いだけではなく、その中には魅力や歴史もありました。
今にも絵から飛び出してきそうな迫力のある龍に。手ぬぐいを頭に乗せて踊る化け猫。


山形市の山寺芭蕉記念館では、妖怪の絵画や彫刻など56点が展示されています。

妖怪は、自然の中で理解できないものを形に表そうとしたものともいわれています。また、時代ごとに流行りがあるのも妖怪の面白さの一つです。

平安時代は、鬼や付喪神。室町から江戸にかけては天狗やカッパ。そしてコロナウイルスが流行した時にはアマビエ。

妖怪は、その時代の世相と深くつながっています。