続いて感染症情報です。

県内の「リンゴ病」の患者数は166人で前の週より15人増えました。

9週連続の警報レベルとなっていて県が注意を呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、今月2日から今月8日までに県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は前の週より15人増加し、166人でした。

1定点あたりの患者数は6.38人で、9週連続で警報レベルが続いています。

保健所別では、村山で68人、山形市で37人、庄内で36人、置賜で23人で、最上を除くすべての保健所管内で警報レベルとなっています。

「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て両頬に赤い発疹が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。

妊婦が感染すると胎児にも感染する可能性があり、注意が必要です。

感染経路は飛沫感染と接触感染のため、県は手や指の衛生や咳エチケット、換気など基本的な感染対策に努めるよう呼び掛けています。