山形県酒田市の住宅街にある寺の床下にクマがもぐりこんでいる件で、6日の朝までにクマに動きはなく、今もこう着状態が続いています。
酒田市若竹町の寺で3日に目撃され寺の床下にもぐりこんだクマは、依然として床下にいるということです。
警察などが床下にバリケードを設置し、ドラム型の箱ワナにはハチミツを置いているということですが、熊が反応する様子は見られていません。
現場は最上川から500メートルほど離れた住宅街ですが、生活用排水の用水路が流れている地域で、クマはそこを伝って現れた可能性があります。
6日は近くの小中学校では登校は保護者同伴など、下校は教員が引率するなどの対応をとるということです。
酒田市はクマを捕獲した場合の今後の対応について、山に帰すか殺処分するかなどを検討しています。