去年7月の記録的な大雨による災害や近年頻発している水害を受け、舟形町できょう、警察が大雨による川の氾濫を想定した救助訓練を行い、装備や安全意識について確認しました。
訓練に参加したのは新庄警察署と村山警察署の若手警察官などおよそ25人です。

この訓練は浸水被害が起きた現場で、住民の救助活動を安全に、そして迅速に行うために、2021年から毎年行われているものです。

これに加え今年は去年7月の記録的な大雨による災害を教訓に、安全意識を高めていこうと例年より時期を早め、雨の時期を前に実施されました。

「助けてくださーい!ここです!助けてくださーい!」

訓練は川が氾濫し、男性1人が中州に取り残されたほかもう1人の男性が川で溺れているとの想定で行われました。

新庄警察署 地域課 駅前交番 佐々木滉典 巡査「救助者の方を引き上げる際に救助者の方がけがをしないようにだとか、私自身が落ちたりしないように気をつけながら行わなければならないと思いました」

村山警察署 地域課 東根交番 大内慎吾「船の組み立てに時間がかかったのがまず課題だと思いました。また、船を湖に浮かべてからまっすぐ進むのが難しかったのでそこの時間を短くするのが今後の課題」
