今年4月から5月にかけ山形県酒田市で起きた連続不審火に絡み、酒田市内の会社事務所に放火し全焼させたとして、元酒田市消防団副分団長の男が放火の罪で起訴されました。

非現住建造物等放火の罪で起訴されたのは、元酒田市消防団副分団長の男です。

起訴状によりますと、男は今年5月5日の午後10時ごろから午後10時15分頃までの間、酒田市寿町のイヅミ電機工業の会社事務所に火を放ち、全焼させたとされています。

出火当時、建物の中に人はいませんでした。

男はかつてこの会社に勤務していて、放火について容疑を認めているということです。

また、出火後に消防団の一員として現場に出動していたとみられています。

男は、酒田市内で他にも放火を行い逮捕・起訴されていて、今回、3回目の起訴となります。

男をめぐっては来月13日に山形地裁鶴岡支部で初公判が開かれます。