こうした中、東北芸術工科大学の学生たちが、暑い夏を涼しく楽しむ冷たい商品を開発しました。
吉川明穂アナウンサー「それが、冷やし甘酒ジェラート冷恋(ひゃっこい)です。山形県にキスされているようなデザインとなっています」
これは、山形花笠まつりを盛り上げる『願いハナガサプロジェクト』の一環で、「冷やし文化」が根付く山形で新たな「冷やし名物」を生み出そうと、取り組んでいるものです。

山形花笠まつりは去年、4年ぶりに通常開催となりましたが、来場者数はコロナ禍前に戻りませんでした。そこで、今年は、SNSで情報発信を強化するだけではなく、「冷たいもの」に目を着けました。


アイデアからパッケージデザインまで、学生たちが手掛けています。
東北芸術工科大学の学生「冷やしラーメンや冷たい肉そばなどごはん系でしょっぱいものだと冷たいものはあるんですけど、山形の冷たい甘いものといったら、"冷やし甘酒ジェラート"だよねと言ってもらえるような商品を目指していきたいなと思っております」

ジェラートは県産の甘酒と生乳が使われていて、県内企業とタッグを組み出来上がりました。

吉川明穂アナウンサー「おいしいです。ミルク感が強くて、ほんのりと甘酒を感じます。さっぱりしていて、いくらでも飲めちゃいます。これなら、お酒好きな方も、子どもでも楽しめるかなと思います」
東北芸術工科大学の学生「"山形に恋をする"というキャッチフレーズのコンセプトになっているので、もちろん山形県のみなさんにも愛していただきたいですし、いずれは、山形県内外の方に、たくさん愛される商品になってほしいと思っています」

この、「冷やし甘酒ジェラート冷恋」は、今月25日から天童市のカフェで販売されるほか、今年の山形花笠まつりなどで販売できるよう、調整しているということです。

「やっしょは舞かしぇろ♪願い花♪」








