アフガニスタンなどで病や貧困に苦しむ人の支援に取り組んだ、医師・中村哲さんに密着したドキュメンタリー映画の上映会が、きょう、山形市で行われました。
映画「荒野に希望の灯をともす」は、アフガニスタンなどで人道支援をし、2019年に現地で銃撃されて亡くなった医師・中村哲さんに密着したドキュメンタリーです。
中村さんの取り組みはテレビ番組でも放送され、その活動に感銘を受けた人も多く、2022年に劇場公開された映画は、いまも全国各地で自主上映会が行われています。
県内でも先月30日から酒田市を皮切りに上映が始まり、きょうの山形市で行われた上映会では、一回目の上映で200人を超える人が訪れていました。


今後、県内20か所以上で上映会が予定されています。
訪れた人「人々のために命を捧げた方ではないか涙が止まりませんでした」

映画「荒野に希望の灯をともす」山形市上映実行委員 荒井幸博 代表「ドキュメンタリー映画でこういう風な形でたくさんの人に見てもらえるのは喜び。哲さんを見れば世界中で戦争はおきない」

あすは、酒田市総合文化センターで映画が上映され、1回目と2回目の上映の後には、谷津監督のトークショーが行われる予定です。
