山形県南陽市で起きた山火事は、発生から7日目を迎えました。火事はきのう、ほぼ消し止められましたが、きょう、山から煙が上がっているのが確認され、消火活動が行われました。

火事は、今月4日に南陽市宮内の秋葉山で起きたものです。火はきのう、ほぼ消し止められたため、きょうは、消火活動は行わず、消防が定期的に山の状況を確認する警戒監視体制が取られることになっていました。

松浦亜実 記者「山火事から七日目です。けさ煙が立っているのが確認され、きょうも引き続き消火活動がおこなわれています。」
けさ6時ごろ、山の北側から煙が上がっているのを消防団員が発見し、消防に連絡。9時半ごろから7人体制で煙が上がる元となっているところを消したということです。

また、昼過ぎにも新たに複数の場所から煙が上がっていたため、午後2時過ぎから
消防署員10人が山に入り、消火活動を行いました。

合わせて、ドローンで上空から山や煙の状況などの確認も行ったということです。

南陽消防署 杉原利彦 署長「一晩明けてまた白煙が上昇していることからなかなか(鎮火の)見通しをつけるのは難しい状況ではある。しかし、着実に鎮火に向けて消火活動をしているので、近いうちに鎮火を迎えるときは近づいていると確信している」

きょうは9か所から煙が上がるなど完全な鎮火には至らず、あす以降も引き続き現場の見回りを行い、警戒を続ける予定だということです。







