山形県鶴岡市では「WBC」と名づけた市役所の若手職員が挑戦するプロジェクトの開幕式が開かれました。
「1番 課税課 佐藤祐くん」

野球の打順かのように、次々と名前を読み上げられる職員たち。
「鶴岡WBCプロジェクト」とは、野球の国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック」をイメージして作られたプロジェクトで、鶴岡市では若者(Wakamono)が・生み出す(Birth)チャレンジ(Challenge)を略してWBCとし、市役所の子育て世代や若手職員の「こども施策」に関心のある職員で組織されたプロジェクトを昨年度、立ち上げました。

集まったメンバーの所属や年齢は様々。
メンバーにはそれぞれの強みを生かしてこどもや若者の意見をまとめ、既存の枠組みにとらわれない若者視点・子育て世代の視点での政策提言や立案することが期待されています。
鶴岡市役所 国保年金課 菅原緑芳さん「子育て支援医療証を発行している課なので、自然と子育て世代と関わることがある。一人で不安なことを抱えている方がたくさんいらっしゃるので、そういう声に耳を傾けていければ」

昨年度は、鶴岡WBCプロジェクトでの政策提言や立案から、子ども向けのフリースペースの設置など3つの事業化が実現していて、今年度もそれぞれの専門分野をいかし、よりよい事業提案をめざすということです。








