福島県いわき市の高校生などが、性的少数者の「パートナーシップ制度」の導入を求め、市に署名を提出しました。

いわき市の高校生などが作る「多様性を認め合ういわき市を目指す会」では、性的少数者のカップルの関係を公的に証明する「パートナーシップ制度」などの導入を求め、今年7月から署名を集めていました。

2日までに、5000を超える署名が集まり、代表の割谷洋恵さんなどが2日、いわき市に提出しました。会では、いわき市のすべての学校で、性別に関係なく制服を選べる制度の導入も求めています。

割谷洋恵さん「着たくない制服を着ることはすごく心が苦しい思いをされている方が多いので、制服も自由に選択的にすることによって、いわき市で生きやすくできるのではないかと思って制服に着目しました。」

署名を受け取った下山田副市長は「理解促進も含めて一生懸命取り組んでいきたい」と答えました。