福島県南相馬市の事業所に水素燃料電池の発電設備が完成し、開所式が開かれました。

27日、南相馬市で開かれた開所式には関係者などおよそ30人が参加し、設備の完成を祝いました。この水素燃料電池の発電設備は、東京に本社を置く通信建設の大手、ミライト・ワンが脱炭素社会の実現を目指そうと南相馬市鹿島区の関連事業所に設けました。

おもに浪江町で作られた水素を使って電気を作り、事業所の年間の電力のうち、およそ1か月分をまかなう計画です。今後、災害が起きた時は、水素で発電した電気を地域に供給したいとしています。