2日朝、福島県猪苗代町で廃墟となった宿泊施設の少なくとも10部屋を焼く火事がありました。心霊スポットとして知られている現場は、先月も不審火が相次いでいて警察では、放火も視野に捜査しています。
火事があったのは、猪苗代町若宮の廃墟となった宿泊施設・旧横向温泉ロッジです。消防によりますと、2日午前7時すぎ「煙が見える」と通行人から消防に通報がありました。
火は、およそ1時間半後に消し止められましたが、2階と4階部分で少なくとも10部屋を焼いたということです。けが人はいませんでした。
猪苗代消防団・六角武志団長「連続した部屋じゃなくて部屋が飛んだ状況で燃えていた。壁が板張りになっていて壁の隙間が燃えている状況」
現場は、地元では心霊スポットとして知られていて、先月も室内を焼く不審火が2件発生していました。
警察は、放火の可能性もあるとみて捜査を進めています。