福島財務事務所は、県内の経済状況について「持ち直しつつある」として、2期連続で判断を据え置きました。
福島財務事務所は、県内の企業に、4月までの3か月間の経済状況について調査を行った結果、「持ち直しつつある」として、2期連続で判断を据え置きました。
「個人消費」については、ドラッグストアで医薬品の売り上げが好調で、前の年を上回りました。
一方、「生産活動」については業務用機械などで中国向けの動きが鈍くなっていることから、持ち直しのテンポが緩やかになっています。
今後の先行きについて、福島財務事務所では「景気が持ち直しにむかうことが期待されるが、海外経済の動向や物価の上昇などに注意する必要がある」としています。