福島県矢吹町の「子ども議会」。
議会の仕組みを学んでもらい、未来を担う子どもたちの意見を町政に生かそうと毎年開かれています。

議員として参加したのは、町内4つの小学校の6年生、19人です。

議員の質問に答えたのは、蛭田泰昭町長たちで、議会の進行も本番と同じように行なわれます。

代表質問に立ったのは、5人の小学生です。

三神小学校・圓谷生さん「今後のSNSやユーチューブを使った町の魅力発信について具体的な計画があれば教えてください」
蛭田町長「今後はさらに多くの方に興味を持っていただけるように観光・イベント情報だけではなく町内の農産物や加工品、文化財・歴史についても発信していきます」

中畑小学校・安田莉織さん「歩行者の安全のために歩道の除草、凹凸改修についてどのような計画を立てているのでしょうか」
蛭田町長「ラインを活用して、道路の凹凸などの危険な個所を発見したら矢吹町へ通報することがすぐできるシステムも新たに作成する予定です」

子どもたちの大人顔負けの鋭い質問や提案に、町長たちも真剣に答えていました。

町では、子ども議員から出た意見を町の取り組みにいかすことにしています。