JR只見線は、10月1日に、およそ11年ぶりに全線での運転を再開しましたが、休日を中心に多くの乗客で混雑する状況が続いています。
そのため、沿線の自治体などからは、混雑の緩和を求める声があがっていました。
これを受けて、JR東日本は会津川口ー只見間について、11月3日から13日までの土日祝日に1往復増便していましたが、期間を12月4日までに延長すると発表しました。
この区間は通常ダイヤでは1日3往復ですが、期間中の土日祝日は、会津川口までの列車を1往復、只見まで延長して運転し、1日4往復とします。
また、新潟県からの利用客の増加も見込み、只見ー小出間も1往復、臨時列車が運行されます。
一方、3両に増やして運行していた車両については「2両編成でも座れるくらいの利用客数になっている」として、2両編成に見直されることになりました。
JR東日本は「利用状況を踏まえ、一部列車の延長運転と臨時列車の運転日を追加した。この機会に只見線の風景を楽しんでほしい」と話しています。