4月にリニューアルした福島県いわき市の「鮮場やっちゃば」。

中には新鮮な肉・野菜・魚などが所狭しと並べられていますが、この中にある鮮魚店が、去年創業100年を迎えた老舗の「おのざき」です。処理水の海への放出を受けて「常磐もの」への応援や関心が高まる中、今がチャンスと今年4月、売り場を大幅にリニューアルしました。

テーマは、魚を『見て、感じて、味わえる、体験型の鮮魚店』です。売り場の店員さんと直接やりとりをしながら魚を選ぶことができる「対面販売」が特徴のひとつです。

常磐ものコーナーでは、直接触って確かめ、購入することができるんです。

さらに「体験型」ということで新しくできたコーナーが「かつお火山(ひやま)」の実演販売です。地元では、「カツオのわら焼き」のことを火の山でタタキにするので「かつお火山(ひやま)」と呼んでいます。実際に、目の前でカツオを焼いて販売していただけるというわけです。通常は、日中の午前中に実演されているんですが、きょうは特別に社長の小野崎さんに焼いていただいています。