能登半島地震で、被災地の医療を支援するため仙台市立病院は16日、石川県に医療チームを派遣しました。

派遣されたのは、仙台市立病院の医療チーム「JMAT」と「DMAT」の医師や看護師ら合わせて6人で、出発式では病院の職員らが激励しました。

JMATは、地域医療などの再生・復興を支援します。また、DMATは機動性を持った医療チームで、市立病院からは、1月6日から9日にも派遣されていました。

DMAT 高瀬啓至医師:
「東日本(大震災)の時に研修医ですごく助けられたので、そういった形で少しでも現地の大変な思いをされている方の助けになれるように頑張ってきたいと思っています」

派遣される6人は、3人ずつJMATとDMATの2班に分かれて、1月20日まで輪島市や珠洲市の医療機関で活動します。市立病院では、今後も被災地からの要請に基づき、継続して支援をするとしています。