東日本大震災の発生から11月11日で12年8か月です。これに合わせ、仙台市内では住民参加型の避難所での対応を確認する訓練が行われました。
仙台市若林区の荒井小学校で行われた訓練には、地域住民などおよそ200人が参加しました。

訓練は、三陸沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し避難所の運営に市民が参加する場合を想定して行われました。参加者は食品用ラップなど身近なものを使いけがの応急処置を行う方法や、避難所に準備される防災行政無線の使い方を学び、災害時の対応を確認していました。

参加者:
「なかなか体験できないことだからいい機会だった」
「七郷地区ではコロナの影響で今までやっていなかったと聞いた。やっぱりこれは毎年やっていくべきだと思う」
東日本大震災では、9月末現在、宮城県内で関連死も含め1万571人が死亡、1215人が行方不明のままとなっています。







