「村林一輝」現在、覚醒中。

大阪府堺市出身。大塚高校では1年からショート兼ピッチャーでレギュラー。

楽天 村林一輝選手

2015年、楽天イーグルスからドラフト7巡目で野手として指名され、プロの門を叩く。大塚高校出身初のプロ野球選手だ。

2020年ファーム日本選手権では、決勝打を含む4安打2打点の活躍でMVP。球団初のファーム日本一に大きく貢献。
2021年は代走や守備固めを中心に自己最多79試合に出場。

もともと守備走塁の評価は高く、あとはバッティングが課題と言われていた。

そして迎えたプロ8年目。

6月25日 9番ショートで今シーズン初めてスタメン出場すると、それに応える3打数2安打の活躍。
7月2日からは1番に抜擢。その試合で4安打5打点の大活躍。プロ初の猛打賞。
7月4日にも3安打。2試合連続猛打賞。

これまでプロ7年で通算17安打だった男が、たった数か月で…いや、レギュラーで出始めるようになってから10試合あまりで、7年分のヒット数を超してしまったのだ。